【無料】パブリックドメイン楽譜ダウンロードサイト比較5選

2020年1月22日まとめ・おすすめ・比較,楽譜ダウンロード,無料楽譜

最近はデジタル化が進んで音源も楽譜もダウンロードで手に入れる事が出来るようになりました。

楽譜は信頼できる出版社から出ているのを入手した方がいいけれど…こんな時ってありませんか?

  • 急に楽譜が必要!どうしよう!
  • 別の版も見比べたいけど買うのはなぁ…
  • 輸入盤で入手までに時間がかかる!
ミャウジ
ミャウジ
めっちゃあるよ!楽譜が届くのを待っていたら、次のレッスンまでに間に合わないって時とかね。
そんな時にはダウンロードで楽譜を手に入れる事ができるよ。
かずねぇ
かずねぇ
無料ダウンロードサイトで楽譜が手に入れられると
  • 楽譜が届くまでに譜読みができる
  • 色んな曲の楽譜をたくさん入手できる

ここでは無料パブリックドメイン楽譜についてとおすすめのダウンロードサイトをご紹介します。

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無料パフリックドメイン楽譜ダウンロードサイト

パブリックドメイン

楽譜ダウンロードサイト

パブリックドメインって何?

パブリックドメインとは、著作権がない、または著作権が切れている状態のことです。国によって保護されている年数が違います。

日本ではかつては没後50年とされていましたが、2018年12月30日に法改正され没後70年になりました。

また国と作曲された時期によって同じ作曲家でもパブリックドメインになっているものとなっていないものがあります。

戦時加算というルールがあるためです。

詳しく知りたい人ははこちら⇒著作権の戦時加算

なぜ無料でダウンロードできるの?

クラシックの楽譜の多くは作曲家が没70年を超えている人が多いためです。

各サイトでダウンロードできる楽譜の殆どがパブリックドメインとなっています。

しかし中には人前で演奏する時には著作権料がかかる注意が必要な作品もあります

無料楽譜のメリット・デメリット

楽譜は信頼できる出版社から出ている楽譜で演奏する事が望ましいですが、急に楽譜が必要!全部いらなくて一部だけ欲しい!という時はダウンロードがとても便利ですよね。

まずは無料パブリックドメイン楽譜ダウンロードのメリット・デメリットを見ていきましょう。

メリット

  1. 無料であること
  2. すぐに手に入る事
  3. コピーやデータ化の手間が楽

デメリット

  1. 打ち込みなおしのものは誤植の可能性がある
  2. 中には読みにくいものもある
  3. 国によって著作権保護期間が違う
  4. 出版されてる楽譜を使う事を推奨する人から非難されがち

正規の出版楽譜の利点

出版されている正規楽譜は以下の点に優れています。

  1. コメンタリーやソースが書かれている
  2. デュナーミク・フレーズ・運指の信頼性

出版社によっては「なんで?!」というような誤植に出会うこともありますが、老舗の正規版は出版に至るまで多くの人が責任をもって関わっているので信頼があります。

無料ダウンロード楽譜の注意

ご紹介するサイトに掲載されている楽譜は作曲者の著作権が切れてPCで打ち込みしPDFにしたもの、また出版社の版権が切れているものをスキャンした楽譜です。
特に再打ち込みのPDF楽譜は見た目はきれいですが誤植が少なくありません。
デュナーミク(強弱)、フレーズ、運指、また音に関しても保障されたものではない事は分かっておいた方がよいです。

あくまでも補助的に利用しコンクールやコンサートなどでは正規版を使用することを推奨します。

正規版楽譜はこちら

無料楽譜ダウンロードサイト比較5選

無料楽譜ダウンロードのサイトはかなりたくさんあります。

その多くは歌謡曲やアニメソング、編曲ものを扱っているところが多いので、ここではクラシックの楽譜に限定して、おすすめ&比較5選をご紹介します。

  1. IMSLP
  2. Musopen Public Domain Sheet Music
  3. カントリーアン
  4. free-score.com
  5. Sheet Music Fox

①IMSLP

言語 日本語対応あり
取り扱い楽曲 ★★★★★
使いやすさ ★★★

IMSLP
パブリックドメイン楽譜の世界最大の楽譜ダウウンロードサイト。WIMA(デンマーク音楽院が主宰パブリックドメイン楽曲をPCで打ち込んで配布していたサイト)と統合されている。

注意点

●スキャンがキレイでないものもあるので、いくつか見比べて選ぶ必要があります。
●ドネーションを促されるため、無料で利用するには15秒待たなければなりません。
●余裕のある方はサイト存続のために月額利用料金を払うとサクサクとダウンロードできます。

②Musopen Public Domain Sheet Music

言語 英語
取り扱い楽曲 ★★★★
使いやすさ ★★★★

Musopen Public Domain Sheet Music
英語サイトですがシンプルで見やすく楽譜も探しやすい。またサイトが軽いので表示も速い。所有数はIMSLPほどではなさそうですが、めぼしい楽曲はほぼ見つけらます。

ポイント

●シンプルで広告もそんなに邪魔に感じずプレビュー表示が速くて見やすい
●グーグル翻訳機能使えば問題なしです

③カントリーアン

言語 日本語
取り扱い楽曲 ★★
使いやすさ ★★★

カントリーアン
日本語のサイト。取り扱ってる楽曲は物足りなさを感じるが、ソロや本格的な室内楽も有名どころは揃っている。アレンジのちょっとした楽曲を探すのにも便利。

ポイント

●日本語対応サイトなので大変見やすく、楽譜もサムネイル表示されているので探しやすい。

④free-score.com

言語 英語
取り扱い楽曲 ★★★
使いやすさ ★★

free-score.com
海外サイト特有の派手な色使いで見た目にポップなサイト。取り扱い楽曲は多いが有料・無料のどちらもある。スキャンと打ち込みの楽譜がある。

注意点

● サイトが賑やかすぎて、少々探す意欲を削がれるのと若干探しづらい。
●楽譜にクレジットが入っています

⑤Sheet Music Fox

言語 英語
取り扱い楽曲 ★★
使いやすさ ★★

Sheet Music Fox
取り扱い楽曲は多くないが、一つの楽曲に対して様々な版を比べる事が出来るサイト。また正規出版楽譜も紹介されているため、購入の参考になる。

注意点

● サイトがごちゃごちゃして、少し探しづらいのが難点

まとめ

以上、パブリックドメインについてと無料楽譜ダウンロードサイトを5つご紹介しました。

圧倒的にIMSLPがすごいですが、他のサイトも見比べると楽しいものがあります。

使いやすいなと思うサイトを見つけてくださいね。

そしてあくまでも補助的にご利用下さい。正規版の入手は以下のリンクからどうぞ。


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