ウザい先生・ウザい生徒【会話で嫌われる4つの特徴】

2020年3月6日心理学・脳科学,ピアノの先生のつぶやき,人間関係,ヒューブリス,バックハンドコンプリメント,ハンブルブラッキング,ヒポクラシー,スナップジャッジメント

今回は先生と生徒の会話で、それちょっとどうなんだ?と思ってしまうことについてのお話です。

先生であれば生徒を、生徒であれば先生の

「ああいう所、いやだなぁ…」

と思ってもなかなか言えないものだったりしあす。

それぞれの立場からイヤだな…と思うものを3つずつあげてみます

先生側から生徒に思うこと

  • 宿題をしてこない
  • 態度が悪い
  • 礼儀が悪い

生徒側から先生に対するイヤだなと思うこと

  • 厳しすぎる怒られる
  • 競わさせられる
  • 理不尽な事を言われる・嫌味を言われる

他にも色々どちらの立場であっても不満に感じる事はあると思います。

この記事ではレッスンにおいてに限らず、どんな立場であったとしてもウザく感じられる以下4つの事についてお話していきます。

  1. 言うだけで実行しない(ヒポクラシー)
  2. 上から目線の褒め(バックハンドコンプリメント)
  3. 謙遜してるようで自慢している(ハンブルブラッキング)
  4. 人を下げて自分をあげる(ハブリス または ヒューブリス)

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ウザい先生・ウザい生徒【会話で嫌われる4つの特徴】

ウザい先生・ウザい生徒

【会話で嫌われる4つの特徴】

ウザいなと思われる嫌われパターンは以下4つです。

これらはメンタリストDaiGoさんの書籍「スナップジャッジメント」を参考にしています。

では以下4つの切り口で、先生と生徒のどちものパターンで掘り下げてみましょう。

  1. 言うだけで実行しない(ヒポクラシー)
  2. 上から目線の褒め(バックハンドコンプリメント)
  3. 謙遜してるようで自慢している(ハンブルブラッキング)
  4. 人を下げて自分をあげる(ハブリス または ヒューブリス)

では一つずつ掘り下げていきましょう。

ヒポクラシー

ヒポクラシーは「偽善」という意味です。ものすごく素晴らしい事をいっている、正論を言っているけれどやらない人はこれに当たります。

  1. 偽善
  2. 猫かぶり
  3. 言行不一致

言うだけ番長です。その場だけを取り繕う傾向も見られます。

生徒のヒポクラシー

  • ちゃんと練習しますと言ってやらない
  • 分かったようなことを言うがやらない
  • 知識ばっかり披露してやらない

先生のヒポクラシー

  • あなたの為と言う
  • 教えているようでちゃんと教えていない
  • 大先生の雰囲気で指導力がない

バックハンドコンプリメント

コンプリメントは「褒め言葉・賛辞」という意味です。

バックハンドはテニスや卓球で聞くワードで「逆手」という意味。

直訳すると「逆褒め」ということになります。

  1. 上から目線のお世辞
  2. 嫌味なお世辞
  3. 下心のある見え透いたお世辞
  4. 慇懃無礼

褒めてるつもりがめっちゃ失礼というやつです。

生徒から先生へのバックハンドコンプリメント

  • 先生って意外とピアノお上手ですね
  • 先生って素晴らしかったんですね
  • 先生ってちゃんと教えてくれるんですね

先生のバックハンドコンプリメント(先生同士であるやつ)

  • ○○先生が教えてるからさすがですね。××なのに。
  • 優秀な生徒さんが多いですね。もっと××されたらいいのに。

生徒同士や演奏者同士のバックハンドコンプリメント

  • ○○さんは××なのに才能があるよね
  • ○○ちゃんは上手よね。○○先生のお弟子さんだから。

こういうお世辞の応酬はしばしばあります。つまり褒めに余計な一言がつくってやつです。

褒められても「あー…これって嫌味だなぁ」「なんで上から言われないといけないの…」と感じるのはバックハンドコンプリメントだから。

これがバックハンドコンプリメントだという感覚を持っていない人は多くいると思います。

ハンブルブラッキング

ハンブルは「謙虚な、控えめな」と言う意味で、ハンブルブラッキングは「謙遜しているふうの自慢」です。

  1. 謙遜や自己卑下をしているようで自慢する
  2. 落とした自分を比較対象にして自慢

私なんて…と言いながらちょいちょい自慢やマウンティングしてくるやつですね。

生徒や演奏する同士のハンブルブラッキング

  • 全然練習してなかったのに賞をとれたなどのアピール
  • 私なんて下手だから…と言いつつ、そうは思ってないだろ的なバリバリ演奏をする
  • ○○先生にこういわれて…と、ダメだしされたように見せかけた偉い人とのつながりのアピール

先生同士のハンブルブラッキング

  • 私の生徒は全然だから…と言いつつコンクール受賞歴や進学先など会話に挟んでくる
  • 私なんてとんでもございません。と言いつつ自分の優秀な生徒の名前をバンバン出してくる
  • 著名な権威性の高い先生との関係性を出してくる

ヒューブリス【人を見下す】

ハブリスとも言われていますが、ヒューブリス hubris と読むようです。「過剰な自信や尊大さ・思い上がり」という意味です。もとは神話由来の言葉のようです。以下Wikipediaより。

神話に由来した言葉であり、神に対する侮辱や無礼な行為などへと導く極度の自尊心や自信を意味する。

引用元:Wikipedia
  1. 他人を下げて自分をあげる
  2. ポジション自慢

生徒・演奏者・先生同士のヒューブリス

  • ○○さんて××らしいね。私ならそんなことはしないけど。

これは悪口から自慢をするという最悪のパターン。自己顕示の強い人がやりがち。

まとめ

ウザい嫌われてしまう4つの特徴

  1. ヒポクラシー
  2. バックハンドコンプリメント
  3. ハンブルブラッキング
  4. ヒューブリス

についてお話してきました。

これらは1のヒポクラシー以外はマウンティングと言われるものです。

こういうこと言っちゃうと、人に不快感を与えるんだなということは知っておく方が良いと思います。

関連書籍

これらの4つの特徴の他、人を見抜くための色々が書かれた本をご紹介しておきますね。

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参考サイト


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