演奏するときにすごく大事なこと
今回はこんなご質問から。
演奏する上で大切な事ってなんですか?
かなり漠然とした質問なので、簡単に5つのポイントをお応えしていきます。
- 弾くぞーって気持ち
- 常時アウトプット
- 継続するための工夫
- 楽曲の理解
- 曲の雰囲気が伝わるように弾く
これらを解説していきます。
大切にしている事は演奏家それぞれに違うので、一音楽家の一意見のエンタメとしてお楽しみください。
演奏する上で大切な5つの事
【ピアニストが解説】
演奏する上で
大切な5つの事
演奏する上で大切な事は言い出せばキリがないかもしれませんが、シンプルにはこの5つかなと思います。
- 弾くぞーって気持ち
- 常時アウトプット
- 継続するための工夫
- 楽曲の理解
- 曲の雰囲気が伝わるように弾く
では深掘りしていきましょう。
弾くぞーって気持ち
演奏するそもそもの原動力です。
弾きたくないのに弾く必要はないし、また弾きたい気持ちがない時に弾いても全部その気持ちが音になってしまうので、すごく大事です。
常時アウトプット
演奏家として在るために、めちゃくちゃ重要です。
どんなに過去に弾けていても「今」弾けないと意味がない。
練習でパラパラっと弾いているだけだと音の説得力がめちゃ薄くなるし、久しぶりの本番だと非日常すぎて緊張したり邪念が出てきたりして、弾けない方向へまっしぐらになります。
だから過去の武勇伝や、これ弾いたことある、と口先だけで言うほど信用なくなるなと言う認識。
音楽を言語化する時にも、アウトプットしている時とそうでない時ではイマジネーションの量が全然違います。
継続するための工夫
これが一番大変かな。
継続のためには、演奏の機会を常々持っている事が結構重要だったりします。
しかしこれってかなり演奏することにフォーカスした生き方になるので、一般的な社会人としての常道は逸する可能性があります。
楽曲の理解
演奏する楽曲の理解は絶体に必要。
色んな情報が楽譜には書かれているし、それを読み解くために基本的~応用レベルまでの様々な知識も必要です。
経験値が高くなると、何となく似たようなことを引き出しからすぐに出してこれるので、ガッツリ分析したり、事細かく勉強するということなく演奏できますが、それでも言語化しろといわれたら出来るレベルです。
曲の雰囲気が伝わるように弾く
これものすごく大事だなと思っています。
ミスを気にして例え一音たりとも外さず弾いたとしても、どんな曲なのかよく分からないような四角四面な弾き方や、自分の表現方法だけに頼ったゴリ押し演奏だと、何を表現しているのかが全く伝わらないからです。
その曲がどんな曲なのかを伝えるのが演奏かなと。
ただ、ミスは少ないに越したことはなく、それは表現の説得力に直結しているからです。
ノーミスが先行するのではなく、音楽の表現が先。
まとめ
演奏する上で大切な事5つ
- 弾くぞーって気持ち
- 常時アウトプット
- 継続するための工夫
- 楽曲の理解
- 曲の雰囲気が伝わるように弾く
解説しました。