ピアニストが萌えてしまうイケてる演奏のたまらないポイント
今回は、イケてる演奏の萌えポイントについてのお話です。
演奏家は感覚的に演奏しているように思われるかもしれませんが、実際にはかなり楽譜を読んで戦略的に表現しています。
演奏している最中は感覚的ですが、演奏を言語化をしようと思えばできる状態にあります。
どういう楽譜の読み方をしてどういうバランス感覚で演奏をしているからそう聴こえる、というが分かっているので、聴こえてきた音楽が萌えるものだと、もう脳ミソが気持ちよくて仕方ありません。
そんなイケてる演奏のポイント
- 大きな拍がものすごくちょうどよく落ちてくる
- 呼吸しやすい・はっと息をのむ間
- バランスが立体的
- 雰囲気がめちゃそれ!
- 音の行間が気持ちよすぎる
これら5つ解説していきます。
【ピアニストが萌える】イケてる演奏のたまらない萌えポイント5つ
【ピアニストが萌える】
イケてる演奏の
たまらない萌えポイント5つ
イケてると感じる演奏は個人差がありますが、年代やキャリアによっても違ってきます。
さまざまなので、一音楽家の一意見のエンタメとして楽しんでいただけると幸いです。
年代によってイケてると感じる音楽に違いがある原因の一つは、35歳頃から人の耳はモスキート音が聞こえなくなることも関係しているように思われます。
若い頃に聴いていた音とは明らかに違う感覚になります。
では、イケてる演奏の萌えポイントを5つ
- 大きな拍がものすごくちょうどよく落ちてくる
- 呼吸しやすい・はっと息をのむ間
- バランスが立体的
- 雰囲気がめちゃそれっぽい
- 音の行間が気持ちよすぎる
深掘りしていきます。
大きな拍がものすごくちょうどよく落ちてくる
こまかい1拍ずつではなく、大きなフレーズをとれる拍の感覚が一定で、その間は自由であるという感じです。
音楽の骨格がものすごく大きく感じられます。
呼吸しやすい・はっと息をのむ間
息をしたいところで呼吸させてくれたり、少し予測とはいい意味で裏切られるタイミングでフレーズが始まったりする感じです。
緩急つけて責められるとヤバいですね。
バランスが立体的
演奏が3Dに聴こえる感じです。
立体的な演奏が出来る人にはいくつか特徴があります
- オケとの共演・他楽器との共演の経験値が高い
- スコアを読める
- 対位法を理解していて簡単な対位法が書ける
- 作曲、編曲が出来る
- 倍音が聞こえている
構造的に、どこに重要な音があるのか、どの音を中心に倍音が広がってるかなどが分かって表現しているので、オケっぽいなと感じます。
雰囲気がめちゃそれっぽい
その曲のキャラクターがちゃんと伝わる演奏ですね。
それっぽく弾くために必要なスキルはこんなこと
- 調性感覚に敏感(転調とか)
- 和声進行によるフレーズの感覚
- 音色を作れる多彩なタッチの技術
音の行間が気持ちよすぎる
音の行間はこんなところに現れます。
- 人がフレーズの中で最も聴きたい音の聴かせ方
- フレーズの終わりと次のつなぎ目
音の行間が気持ちいいと、かゆいところに手が届いているような感じに聴こえます。
まとめ
萌えるイケてる演奏は、演奏者の頭の中で大きなオケが存在しているのではないかと思うような演奏ですね。
イケてる演奏のたまらない萌えポイント5つ
- 大きな拍がものすごくちょうどよく落ちてくる
- 呼吸しやすい・はっと息をのむ間
- バランスが立体的
- 雰囲気がめちゃそれ!
- 音の行間が気持ちよすぎる
解説しました。