ピアニストもやっている下手になってしまった時の対処法
今回はこんな悩みについてのお話です。
- 弾いててしっくりこない
- 録音を聞いたらイケてない
- 前より下手になってしまったような気がする
自分と音楽との違和感を感じてしまう時、もしかしたら下手になってしまっているのかもしれません。
この記事では
- 下手になってしまう理由
- 対処法
これらについて解説していきます。
下手になってしまった時の対処法
【ピアニストの処方箋】
下手になってしまった時の
対処法
なんか下手になってしまったかもしれない…
そんな時ってすごくへこみますよね。
でも原因を分かって対処をすれば、また違和感なく演奏できるようになります。
では以下の2つについて詳しく解説していきます。
- 下手になってしまう理由
- 対処法
下手になってしまう理由
下手になってしまう理由は以下が考えられます。
- 日常での音楽の割合が減ってしまっている
- 下手を聴きすぎてしまっている
- 人のあら捜しをする仕事をしている
- 練習ができていない
- 精神状態が良くない
ではこれらをさらに深掘りしていきます。
日常での音楽の割合が減ってしまっている
日常で音楽に接する時間が減ってしまうと、演奏する脳ではなくなってしまいます。
なので、いざ演奏しようとしたときに違和感が生じます。
下手を聴きすぎている
人の脳は言葉を聴いた時に「誰に向けての言葉」なのかを理解しないそうです。
悪口とか言うと自分に返ってくるのはそのためだったりします。
音も同じで「聴いてる音が誰の音か」という事を理解しません。
下手な演奏をたくさん聴いてしまうとそれが自分の演奏だと思ってしまい、本来の自分の音楽を失います。
人のあら捜しをする仕事をしている
演奏を良くしていくには、問題点を見つけて改善していくことはすごく大事な事です。
しかし行き過ぎると問題点を見つけることに目的がすり替わってしまうと「あら捜し」になってしまいます。
良い所ではなく悪い所を探して改善していくという仕事をすると、あら捜しが習慣になってしまって、その習慣が自分にも返ってきます。
だからミスなく演奏しようとか、間違わないように、正しい音楽を!と自分で自分の首を絞めることになり、演奏が窮屈になってしまいます。
練習ができていない
練習しないで上手くなることはまずないです。
精神状態が良くない
技術をキープする練習したり音楽を表現するには精神力が必要です。
良い精神状態であるからこそ演奏が出来ます。
対処法
ちょっと状況を変化させるだけでかなり改善されます。
- 音楽に接する時間を意識的に増やす
- なるべく下手を聴かない環境を作る
- あらに対して寛容になる
- 練習する
- カウンセリングを受ける・軽く運動をする
2と3は、仕事からの影響だとなかなか改善は難しく、演奏をキープする事との両立はかなり厳しいと思います。
良い音楽をたくさん取り入れる事や、意識的に演奏機会を増やす、あら捜しに対して仕事と自分を切り離して考えるようにする努力が必要になってきます。
また5は運動する事で脳ミソが鍛えられて精神状態の安定の助けになります。
詳しくはこちらの本をどうぞ。
まとめ
下手になる理由5つ
- 日常での音楽の割合が減ってしまっている
- 下手を聴きすぎてしまっている
- 人のあら捜しをする仕事をしている
- 練習ができていない
- 精神状態が良くない
下手になった時の対処法5つ
- 音楽に接する時間を意識的に増やす
- なるべく下手を聴かない環境を作る
- あらに対して寛容になる
- 練習する
- カウンセリングを受ける・軽く運動をする
以上を解説しました。