【悪用厳禁】プロ音楽家の演奏中にミスしたときの対処法
演奏中にミスをする…これはどんな人にとっても心理的動揺を引き起こすことですね。
プロ音楽家は全くミスをしないのか?
というと…
もちろん完ぺきに弾かれる方もいると思いますが、ほぼなんやかんやとやらかしています。
しかし学生やアマチュアの演奏中のミスとは何かが少し違いますよね。
- ミスしてるんだろうけどミスには聞こえない
- ミスをしてもなんかエンタメ
プロ音楽家の演奏にはこのような事を感じると思います。
今回の記事では、プロ音楽家の演奏中のミスについてを解説します。
- 学生・アマチュアとプロ音楽家のミスの違い
- プロ音楽家が演奏中にミスしたときにどうやっているのか
※注意 プロ音楽家の中でも真摯にミスなく演奏することに取り組んでいる方や、ミスに対して厳格な方もいますので、一音楽家の意見としてお楽しみください♪
【悪用厳禁】プロ音楽家の演奏中にミスしたときの対処法
【悪用厳禁】
プロ音楽家が演奏中に
ミスしたときに行っている対処法
プロ音楽家が演奏中にミスをすることなんてあるの?
そんな疑問を持たれる方もいるでしょう。
プロ音楽家がやってしまう演奏中のミスは、学生やアマチュアの方のミスとは種類が少し違います。
もちろん学生やアマチュアの方でも適切に本番でミスに対応できる練習を積んでいる方もいるでしょう。
まずはミスの違いから深掘りしていきましょう。
ミスがミスになってしまう場合
ミスにはいくつかの種類がありますが、大きく3つあります。
- 技術力が足りないために起こるミス
- 心理的に不安になり、身体が思うように動かなくなって起こるミス
- 集中力が切れて起こるミス
ミスがミスとして聴こえてしまうのは特に1と2です。それに3が合わさる場合もあります。
ミスがミスにならない場合
ここで重要なのが技術力です。
技術力が上がると、必然的にミスはへるので本番でもミスは減ります。
プロ音楽家はこの技術面ではクリアしているためミス率が少なくなります。
演奏中にミスをした時にどうやっているのか
ミスの種類にもよります。
まずソロ、アンサンブルのそれぞれのミスについてお話していきましょう。
ソロでのミス
アンサンブル楽器は無伴奏作品を演奏する時以外はアンサンブルなので、主にソロでの演奏が多くなるのはピアニストですね。
ピアノソロ演奏で一番のネックは暗譜演奏でしょう。
ピアニストの中でも心理的不安が強い人、弱い人、全くない人がいるので個体差があります。
不安が強い人はそれを凌駕する練習を積んだり、ものすごい集中力で演奏したりします。
不安がほとんどない人は、ミスしたときにあまり気にせずに演奏を続ける傾向があります。
ソロでのミスは、慌てふためかなければアゴーギクや雰囲気でそもそもがそんなだったような演奏をすることでミスはミスに聴こえなくなります。
アンサンブルでのミス
アンサンブルでも奏者のポテンシャルや経験値によって、演奏に影響するミスになるのか、ミスがエンタメになるのかがあります。
楽譜を見ているので暗譜の不安というのはありませんが、楽譜があっても
なんか合わない…
という違和感からミスを誘発することはアンサンブルにおいてはしばしばあります。
余程の崩壊が起きないかぎり、誰かが音楽を流しているので補い合えるのがアンサンブルのいいところでしょう。
個人的なミスが技術力不足だったり、不安型の人がアンサンブルにいると、ミス率は一気にあがってしまいます。
演奏中のミスはどのように対処するのか
演奏中のミスの対処が上手い音楽家にはいくつかの共通点があります。
- 動揺しない
- ミスを忘れる
- 音楽の集合場所を分かっている
そして、マインドセットが以下
- ミスらない方が奇跡だと思っている
- その時のベストを尽くす
- 過集中しすぎない(アンサンブルにおいて)
実際にミスが起こってしまった場合
- それっぽく弾く
- 和声の流れだけをキープしつつぼやかす
- アゴーギクなどで流れをぼやかす
ぼやかしてるだけだと思われるかもしれませんが、これ結構ワザがいるんですよ。
そして、ぼやかしてから集合場所で何もなかったように集まって次の音楽へ進んでいく。
こんな感じです。
どうしようもないミスになった場合…ってのもありますよね。
そうなったら…
- お客さんを巻き込んで笑いにもっていく
- ごめんなさい!と言ってもう一回弾き直す
こんな感じでミス自体をエンタメ化します。(これって…関西だけかな?)
まとめ
演奏中のミスにつていと、プロ音楽家が演奏中のミスをどのように対処しているのかをお話しました。
真摯にミスなく演奏することに取り組んでいる方や、ミスに対して厳格な方もいます。
また全く違う考えの人もいますので、一音楽家の意見なのでエンタメとしてお楽しみいただけると幸いです。