ヤバい迷惑行為する人の特徴と対処法【テイカーとマニピュレーター】
ここでは実際にあった迷惑行為の例をいくつかご紹介します。
「これが迷惑行為なの?自己主張や相談をしただけじゃない?」
と思った人はいい人過ぎて気づいていないか、あるいは実際に迷惑行為を行っている側なのかもしれません。
では迷惑行為の実例をみていきましょう。
迷惑行為の実例
ここからは、迷惑行為の実例をいくつか挙げていきます。
テイカー(奪う人)、マニピュレーター(支配する人)、クレーマー(言いがかりを言う人)の3つのどのタイプに当てはまるのかも合わせて解説していきます。
自分で決めるべき事案を人に決めさせようとする(テイカー)
自分で決めるべきことをぐちゃぐちゃ悩んで行き詰っては連絡してきて、言いたい放題、感情と自己都合をぶちまけたあげくに
「私はどうしたらいいのですか?」
「私でいいのですか?」
と他人に決めさせようとしてきます。
既に出演契約を結んだ案件に対しても
「ご迷惑ならやめた方がいいですか?」
そんなことないですよ待ちのかまってちゃんの典型。
このようにただ相手に時間をとらせるだけの無駄な問答が多い。
既に決まった事案を自分がいい人になるために変更させようとする(テイカー)
多くの時間が既に費されて多くの人が絡んで進行していることに対して自分がいい人になるための理由で変更させようとしてきます。
まず相手するのに時間かかります。
変更によって色んな手間が増え時間と労力がかかります。
自分の都合に寄せた変更を迫ってきたり、後から気に入った事案や偉い人に自分が好かれるためのことを優先させるために変更を迫ってきます。
簡単に言うと偉い人に自分が好かれるためにやるんですね。
こういう人は権威性の高い人ものへのなびき方が半端ない。
調べたり自分で考えずに聞いてくる(テイカー)
分からないことを自分で調べたりリサーチすることなく、すぐにLINEやメッセージなどで簡単に聞いてきます。
その殆どが今聞かなければならない重要な事ではなく、大した重要度のないどうでもよい事。
そういった質問をすることは相手に回答のための時間を割かせ相手の時間を搾取している認識がありません。
簡単に言うと
ググレカス
です。
そして権威性の高い有名な大先生に対しては決してそのような態度を取らず、聴いた事をいかにも自分が知っていた事、自分が調べた事のようにふるまいます。(利己的帰属)
深夜早朝に情動的なメールを送ってくる(テイカー・マニピュレーター・クレーマー)
深夜や早朝というのは静かで暗く生活の活発な音がしないため自分自身に気持ちが向く時間帯だと言われています。
多くの方が経験があるように、夜に書いた手紙はかなりヤバい…ですよね。
そんなかなりヤバい内容の情動たっぷりなメールやLINEメッセージを深夜に送ってきます。
相手の事はお構いなし、自分が送りたいから自分が今言いたいから送ってきます。
急ぎの事務的な案件以外で、家族や友人でもない相手に対し、夜間時間帯にメールやメッセージの送信をすること自体が非常識であるという認識がありません。
思いをつづった長文や論理性を欠いた感情的な内容のメッセージは嫌悪を感じます。
これは場合によって精神的に追い詰められ、体調をくずして病気になり医師から診断書が出て被害届を出して刑事告訴、逮捕され起訴されたら被告になります。今、感情をぶちまけるメールやLINEを送っている人はすぐにやめた方がいいです。というかやめてください。誰のためにもなりません。
ただのLINEだしいいじゃない。って思っている人!完璧アウトです!訴えられるレベルです。
返事が待てず被害者になって自己完結する
運営や事務的な作業には明確な優先順位があります。
早急に返事をしなければならない案件でない場合には返信に48~72時間程度の時差が起こってしまうことがあります。
説明しても
「分かりました」
と言うけど全く通じていません。
これは運営や事務方の経験がなければ分かりにくいことかもしれませんが、良識ある大人であれば推し量ることは可能な範囲です。
そしてさらに面倒なのは、ストレートに
「お返事頂けませんか?」
という催促ではなく
「返事がない事はダメってことですよね?もういいです、今までありがとうございました」
安っぽい恋愛ごっこか!?という内容のメールを送ってきます。
無責任な発言が多い(マニピュレーター)
実際にあった無責任発言をいくつか実例でご紹介します。
【実例1】
契約を結び決行されることに同意したにも関わらず運営期間中にしょっちゅう
「やめた方がよいでしょうか?」
「私なんかがよいのでしょうか?」
といったレスポンスのしようのない無責任なLINEを送ってくる
【実例2】
契約事項に記載されている事に対し
「こんなことならお断りしてました」
と言うので断るのなら契約書通りにキャンセルを承ることを告げると
「あなたがキャンセルしろというならやめます」
という他罰的で無責任な発言。
自分は悪くないというスタンスで相手が悪者になるように話を持っていきます。
答えようのない内容でのやり取りをしたがるため、対応するのに時間が取られ大変な迷惑行為。
謝らない(マニピュレーター・クレーマー)
上記のような数々の迷惑行為に対し、それが迷惑行為であると伝えても言い訳や自己都合を言い張り決して謝りません。
謝るとしても口先だけの薄っぺらいもの。
セリフのように申し訳ございませんと言ったり、逆に謝罪の無駄打ちが多いため誠意が全く伝わってきません。
文章の読解力が低く勝手なネガティブ解釈をしてキレる
時系列で説明をしているにもかかわらず、歪んだ自己解釈で言いがかりをつけてクレーマーと化していきます。
文章や文脈を読めない。
責められた、悪く言われたとネガティブに解釈をしてそういうことをいったあなたが悪いと攻撃してきます。
語彙力も低く論点がずれるという特徴もあります。
迷惑行為の対処法
迷惑行為の対処法
ここからは迷惑行為に対する具体的な対処法です。
迷惑行為にお困りの方は必見です。
迷惑行為の根底には劣等感や不満といったネガティブなものがあります。
何かのトリガーによって発動します。というか発動させたがってるといった方がよいのかもしれません。
迷惑行為を行う人は情動的であったり理解しがたい独自の理論を展開します。
こういう人に誠心誠意の対応をしたとしても、またすぐに迷惑行為を繰り返します。
早い目に関りをなくすように事務的に法的な行動を起こすことが大切です。
では具体的な対処法をみていきましょう。
規約を作る
常識が通用しない相手がいることを踏まえ迷惑行為を未然に防ぐような内容で約束事を書面化しておく。
自己都合を主張してきた時に規約違反であることを理由に断る方のが情動が絡みにくいです。
契約を交わす
トラブルがあった場合、不履行に対しての処置をあらかじめ提示しておける利点があります。
ややこしい状況に陥った場合には契約書をもとに損害賠償請求もできる。
何より面倒が起こる事に対しての抑止につながります。
問題が起こった時、解決の時間を長引かせないようにするための大切なツールです。
事務的なテンプレ対応に徹する
トラブルは情動的な発言と自己都合にふりまわされます。
あくまでも事務的に法的なことを示唆しながら淡々と対応することによって大炎上は防げる可能性はあります。
必要事項以外相手にしない
契約書を交わしていたとしてもややこしさが変わらない人もいます。
規約や契約のように主催者側の言い分をあらかじめ書面化しておくことは、最悪の事態になった場合に法的措置をとるための大きな役割をなします。
事務的な処理を行った後はぐちゃぐちゃ言ってきたとしても相手にしない。
迷惑人間を相手しても問題解決につながることは一切ありません。
弁護士に相談する
ある程度の段階で「弁護士に相談する」というワードは出しておいた方がよいです。
事態がエスカレートする抑止になってくれます。
そして実際に相談もできるように自分で対処しきれなくなった場合、法的措置をとれるように準備は整えておく必要があります。
記録を残す
見るのもイヤな文面ですが裁判になった場合に必要になるので、やり取りは記録しておく必要があります。
LINEやメッセージは相手にスレッドを消される場合もあるので、スクショも必ず撮っておく。
リアルにしゃべらなければならない場合は「録音させてください」と断ってから会話を録音します。(←黙って録るとアウトの場合があるから)
録ると暴言の抑止にもなります。
まとめ
迷惑行為をする人の多くが「自分を見て欲しい」「自分の都合を聞いて欲しい」「自信がないから・不安だから」ということが根底にあります。
子供が相手ならある程度の覚悟で対処しますが、大人からの迷惑行為はたまったもんじゃありません。
時間も体力も労力もメンタルも奪われてしまうので、正体を知り対処する必要があります。
サイト内関連記事
参考サイト
- マイナビニュース 努力が報われない"避けたほうがよい"人の見分け方
- 島田法律事務所 クレーマーの特徴と行動パターン:対応実績の多い弁護士が見たクレーマーの真相