【超過敏な人】HSP ハイリー・センシティブ・パーソンの4つの特徴

2020年7月5日心理学・脳科学,人間関係

今回はHSPという人の気質についてのお話です。

HSP (Highly Sensitive Person(とても繊細な人)」は1996年にエレイン・N・アーロン博士の研究によって定義づけらた心理学の概念です。

精神医学の概念ではないので病気ではありません。

アーロン博士によると人口の20%はHSP。人に限らず虫、魚、鳥、動物など100種類以上の生き物にもみられる気質なんだそう。

演奏家や音楽家にもHSPは多くいるように感じます。

HSPには4つの特性があり、その頭文字から「DOES」と言われています。

  1. Depth of processing
    • 情報の処理が複雑で考えが深い
  2. Overstimulation
    • 刺激に敏感
  3. Empathy and emotional responsiveness
    • 共感力が高く人の感情の影響をうけやすい
  4. Sensitivity to subtleties
    • 些細な刺激を感じとってしまう

色んなことが敏感で繊細という感じです。

ではHSPについて解説していきます。

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【超過敏なHSP】ハイリー・センシティブ・パーソンの4つの特徴

【超過敏なHSP】

ハイリー・センシティブ・パーソンの

4つの特徴

HSPは、思い悩んで腰が重い、怖がり、恥ずかしがりなどの性質の背景にある感覚処理過敏性に注目して、心理学や脳の働きなどを理論的にまとめた概念です。

以下のDOSEと言われる大きく4つに分けた以下の特性について

  1. Depth of processing
    • 情報の処理が複雑で考えが深い
  2. Overstimulation
    • 刺激に敏感
  3. Empathy and emotional responsiveness
    • 共感力が高く人の感情の影響をうけやすい
  4. Sensitivity to subtleties
    • 些細な刺激を感じとってしまう

深掘りしていきましょう。

情報の処理の仕方が複雑で考えが深い

  • 少しの情報で多くの状況を理解する
  • 興味を持ったことに対して深く掘り下げるので知識が豊富
  • ちょっとした言動から、その人や状況を見抜く力がすごい
  • やりだそうとする時にあれこれ考えがちである
  • 哲学的

刺激に敏感

  • 人混みが苦手
  • 人と会うと疲れが半端なく、一人になりたがる
  • 芸術的な感受性が強い
  • ちょっとした音にびっくりする
  • 人の言葉で傷つきやすい

共感力が高く人の感情の影響をうけやすい

  • 人の辛い事で自分も辛くなってしまう
  • 人が怒られているのをみて自分が怒られているように感じる
  • 悲しく辛い話は号泣してしまう、あるいは辛すぎて見聞きできない
  • 人の目線やしぐさでその人の機嫌がわかる
  • ネガティブな感情に巻き込まれた時のダメージがキツイ

些細な刺激を感じとってしまう

  • 静かな空間で家電や時計の音が気になってしまう
  • まぶしいのが苦手
  • においが耐えられない
  • 肌の感覚過敏
  • カンが異常に鋭い

まとめ

HSPは超過敏繊細です。

怒号や恫喝、大きな音におびえ、静かな中での機械音にイライラし、ネガティブ言う人の言葉で数日寝込み、人のちょっとしたことで状況を理解したり考えている事が分かってしまう。

かなり疲労が激しいため、生きながらにしてスイッチを切っていく、シャッターを下ろすなどの自己防衛力が必要になります。

HSPについての4つの特性

  1. 情報の処理が複雑で考えが深い
  2. 刺激に敏感
  3. 共感力が高く人の感情の影響をうけやすい
  4. 些細な刺激を感じとってしまう

解説しました。

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