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【認知特性】生徒に伝わらない・先生の言っていることが理解できない原因と対策

レッスン, 心理学・脳科学, 人間関係, 言語

教える立場で生徒さんの理解の速い遅いを感じる方、また教わる立場だと、何か一生懸命教えて頂いてるのに理解がし難い…と悩まれている方も多くいるのではないでしょうか。

ミャウジ
ミャウジ
素晴らしい指導だ!という噂で受けたレッスンでも、共感する時と、僕にはよくわからないってことがあるなぁ。
人にとって素晴らしいが自分にとって素晴らしいとは限らないのは、認知特性の違いも大きく関わっているんだよ。
かずねぇ
かずねぇ

伝わる伝わらない、よく分かる分からないのは認知特性の違いが原因の一つのようですね。違いが分かれば理解するための一つのツールになりそうですね。では認知特性とはどんなものか、以下を見ていきましょう。


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認知特性とは

人が理解するルートは大きく分けて視覚・言語・聴覚の3つ、それぞれに2つのパターンがあり、6つの特性に分けるという考え方です。以下特性とタイプ、理解の仕方。

視覚優位

  • 二次元写真タイプ:情報を写真や絵としてとらえる
  • 三次元映像タイプ:空間や時間軸をつかって理解する

言語優位

  • 言語映像タイプ:文字や文章を映像化して理解する
  • 言語図式タイプ:文字や文章を図式化して理解する

聴覚優位

  • 聴覚言語タイプ:文字や文章を音でとらえる
  • 聴覚音楽タイプ:情報を音楽的なイメージでとらえる

特性ごとの理解・記憶方法

以下は各特性の理解や記憶、勉強法として知られている一例です。

  • 二次元写真:絵や写真に結び付け、落書きを書く
  • 三次元映像:記憶を映像でたどる
  • 言語映像:言葉をイメージに変換する
  • 言語図式:情報整理してノートを書く
  • 聴覚言語:耳から音そのものとして憶える
  • 聴覚音楽:耳から音をメロディーにして憶える

特性の違いによって起こること

特性の違う者同士は、理解するルートが違うために理解する過程の説明が伝わりにくい、あるいは理解するためにかなりの認知負荷がかかってしまいます。

例1

言語図式タイプの人が演奏するための方法論をどんなに言葉を尽くして説明したとしても、聴覚タイプの人には情報処理の共通項が少ないため伝わりにくいものがあります。

例2

聴覚タイプの人が言語タイプのひとからそのように演奏するにはどうしたらよいのかのような質問を受けた場合、言語化して説明するにはかなりの訓練が必要であったり、演奏して見せて伝えるという方法を取らざるをえなかったりします。

注意すべき点

音楽家は普段の脳の領域の使っているところが関係していて聴覚優位者が圧倒的に多い。 他の職業や他の専攻がありつつ音楽を習う人にレッスンをする時などは特に、他の特性についての理解が必要となります。

また、それぞれのタイプはくっきりと6タイプに分かれているわけではなく、複数のタイプが混在していることもしばしばで、どのタイプの傾向が強いかということになります。

子供の教育に必要なこと

子供は言語による理解が難しい場合が多々あり、伝える時に雰囲気や演奏を聴かせたり、全身を使って表現しなければ伝わらない事が多いですが、それでも来るべき時のために、この感覚は言語での表現はこうである、この感覚は視覚的な感覚の人にはこうである、など、別の感覚も示しておく必要があります。

将来的に、その子の特性が言語優位であれば、音や音楽に対する言語への結びつきがより容易になり、また聴覚や視覚優位であったとしても、自分の感覚が言葉にすればこうなるというモデルケースが蓄積されるので、大人になった時のレッスンへの有益な準備となります。

認知特性簡易診断

本田40式認知特性テスト(DLエクセルデータ)

本田35式認知特性テスト(Web診断)

まとめ

特性の違いが原因にも拘らず、伝わらない事に対してフラストレーションを抱えている人も少なからずいる事でしょう。イラっとする前に上記の特性を知り、伝え方を変えてみたり、理解の方法が違うのかもしれないと自分が理解できる方法をさがす必要性があることを知っておくことが大切です。


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