【もう気にしない】嫌われたら好かれようとしてはいけない理由
今回は、もし人から嫌われてしまったら、無理に好かれようと追っかけない方がいいよというお話です。
こんな経験はありませんか?
- そんなに多くの接点がないはずなのに、なんか嫌われている。
- 理由がよくわからないけれど嫌われてるんだろうな…と感じる。
- 明らかに避けられている
追わない方がいい理由は以下の2点です。
- 一度嫌われたら、また好かれるという事は脳の特性から難しい
- 情動的に気分で好き嫌いを言ってくる人の相手は自分が疲れる
では解説していきます。
【もう気にしない】嫌われたら好かれようとしてはいけない理由
【もう気にしない】嫌われたら好かれようとしてはいけない理由
何で嫌われたんだろう…嫌われるのイヤだと思って好かれるように行動しようとしてしまいがちですが、ちょっと考えてみてください。
嫌われると感じた時、こんなことありませんか。
- よく考えると自分も苦手な相手
- 会話がかみ合っていなかったり価値観が合わない
- 相手の存在を脅かす何かが自分にある
自分が悪いわけでもなく相手が悪いわけでもないというのが、何となくうっすら嫌われているなと感じる背景にはあります。
では好かれようとしない方がいい理由2つ
- 一度嫌われたら、また好かれるという事は脳の特性から難しい
- 気分で好き嫌いを言ってくる人の相手は自分が疲れる
一度嫌われたらまた好かれるのは脳の特性から難しい
人が人を嫌いになる理由は【嫌われ上等!】迷惑かけてないなら嫌われても大丈夫!でも解説していますが、こんなことが理由です。
- 相手を傷つけたり上からものを言ったりする
- できない事が多すぎて迷惑をかける
- プライドや感情
人の脳は一度イヤだなと思った事に対して一貫性を持たせる働きをしてしまいます。
イヤだと思った人が実際にはそんなにイヤじゃなかったとしても、イヤと思った自分を守るためにイヤでい続ける…禅問答のようですが、そんな特性があります。
これは脳の統一・一貫性と自己保存で説明ができます。
以下引用です。
統一・一貫性とはこれは文字通り、整ったもの、秩序立ったもの、筋が通ったものを好む性質。(中略)人間の「正誤を判断する」「類似するものを区別する」「バランスをとる」「話の筋道を通す」といった作用は、この「統一・一貫性」に基づいており、生きていく上で大変重要な要素の一つです。
日立ソリューションズ ビジネスコラム
自己保存(じこほぞん)とは心理学用語の一つ。これは生物に備わっている本能で自己の生命を保存するとともに発展させようとしているということである。(中略)たとえば企業が不祥事を起こした場合には、起こした企業によるその問題に対しての取り組みが、弁解のみであったり嘘を重ねるなどという形でさらに悪化させる可能性の大きい事柄であった場合には、これは自己の現在の立場を守りたいという自己保存の欲求から来ているとのこと。
また物事に対して挑戦するということを決断する場合にも、失敗することを恐れるがゆえになかなか出来ないような状態になっている場合には、失敗することを恐れる自己保存の働きからそのようになっているということであるが…(後略)
Wikipedia
つまり、一度「イヤ!」となったら、そこからイヤじゃないにもってくのはかなり大変だということです。
なので嫌われている人に好かれるため費やすエネルギーほどムダなものはありません。
気分で好き嫌いを言ってくる人の相手は自分が疲れる
嫌ってくる人の中には、自分のその時の気分で好き嫌いを撒き散らす人もいます。
これは簡単に言うと相手の情緒の問題なので、そんなのに振り回されていても何にもなりません。
どっぷり関わってしまうと共依存に陥ったり心を支配される可能性も高いです。
こういう人をマニピュレーターと言います。
自分自身も心が病んでしまう上に、生産性はマイナスになるし時間も心もムダになるので、嫌って頂いて結構というスタンスで関わらない方が良いでしょう。
マニピュレーターについてはこちら
まとめ
嫌われても好かれようとしてはいけない理由
- 一度嫌われたら、また好かれるという事は脳の特性から難しい
- 気分で好き嫌いを言ってくる人の相手は自分が疲れる
というお話でした。
万人に好かれることはないので、嫌いを無理に好きになる必要はありません。
その労力を、自分の価値観に合った自分の事を好いてくれる人を大切にすることや、自分のスキルアップに費やしましょう。
そうして過ごしているうちに自分自身が変わっていくので、ふとした時に素敵な出会いが待っています。
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参考サイト&文献
- 第4回 真のリーダーになるために、脳の功罪を知る
- CiNii 大学生における嫌われる特徴の分析
- 東洋経済Online 人から嫌われても」全く気にしない人の共通点