エチュードや難しいパッセージを弾くための練習方法
動画レッスン
ピアノの技術を練習するためのエチュードや、楽曲中の難しいパッセージは、適切な練習を積むことがとても大切です。なぜなら、筋トレと同じで、誤っていたり的外れな練習をいくら積んでもあまり身にならないからです。
練習を積み上げるにあたってとても大切なポイントを3つお話していきます。
もちろん練習はこの3つのポイントだけではありませんが、特に怠ってしまって影響のでることなので、練習の際に気を付けるように心がけてみましょう。
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エチュードや曲中の難しい技術のところの練習のポイント
エチュードや難しいパッセージに必要な練習のポイントは以下
- 全ての音が認識できるまでゆっくりで練習する
- 認識が薄くなるところを意識するためにリズム練習をする
- 片手の練習をする
全ての音が認識できるまでゆっくりで弾く
①練習のポイント
全ての音を自分が「分かっている」状態になるまではゆっくりで弾きます。
②理由
認識できていないうちに速く弾くと、雑になりいつまでも仕上がりません。認識がないと音が抜けてもミスしても間違っているとは気づきにくくなってしまいます。
認識が薄くなるところを意識するためにリズム練習をする
①練習のポイント
いくつかのパターンで練習すると認識する音が増え、練習の回数も増やすことができる。
②理由
リズム練習は特定の音をあえて強く弾いたり長く弾くことで認識しづらい音を強制的に意識して練習できる。
片手の練習をする
①練習のポイント
両手で上手く弾けない時はまずは片手ずつを完璧に弾けるようにしてから両手にする。特に左手の練習を十分にする。
②理由
片手で弾けないものが両手で弾けることはあまりない。左手の音の認識が薄いと環境が変わって演奏する時にミスを誘発したり急に暗譜が怖くなったりしてしまうので。
エチュードや難しい曲をひくことについて
技術的に優しい曲を弾くのと、エチュードや技術の難しい曲を弾くことの大きな違いは
練習をしなければ弾けない
ということ。自分のポテンシャルにもよりますが、弾けるようになるためにかなりの練習量が必要になります。またキープし続けるためにも練習は必要。
そういうことを身をもって分かって実践するために「音楽家自分磨きサロン」を作りました。自分がやってみて、エチュードはホント大変ですがかなりの自己研鑽になることも実感しています。
興味ある方はこちらのリンクより詳細ご覧ください。
動画
こちらの動画で詳しくお話しています。
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Youtubeの「かずねぇのプチレッスン」はようやく登録者1000名さまを超えました!有難うございます!更新は不定期ですが、動画ではかずねぇが普段、練習している時やレッスン、本番などで気づいた事をお話しています。チャンネル登録してあなたの基礎練習にご活用ください。
ピアノの技術を短期間で効率よくUPしたいなら
わたしが自分で練習して常に思っている事ですが、基礎練習を積むことにデメリットは全くないというよりむしろ、基礎練習によって自分の演奏がキープ出来ているのだなと実感することが多いです。
自分に技術がある。これほどの演奏の支えはありません。
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演奏が向上するには定期的な発表が一番!
演奏の技術を向上させるのには基礎練習の他に、エチュードやバッハを定期的に練習することも有効です。
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こちらのサロンでは毎月エチュードとバッハを交互に提出するお題を頑張ろう!と思って練習している仲間と共に1年間頑張るサロンです。
第一期は残すところあと2か月となりました。来期も継続開催決定しています。
基礎練習の継続を意識するためにも、エチュードやバッハを弾き続けることって大事ですね。
頑張ってみよう!と思われる方はお問合せ下さいね!
レッスンコンテンツ
和声感を出して演奏するための方法
バッハ平均律のレシピ
本編のnote も是非ご覧下さい。こちらは更に詳しく動画付きで練習の仕方や勉強方法を解説しています(解説文付き)
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ゲーム感覚で基礎力UP!かずねぇの基礎練習note
こちらのnoteではゲーム感覚で基礎力UPできる基礎練習の様々なメニューと練習方法や取り入れ方、カスタマイズ方法などを動画付きで詳しく解説しています。《練習解説動画5本付き》
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