ピアニストがやっている演奏をそれっぽくする裏技10選
今回は、演奏をそれっぽく聴こえさせるための10の裏技的コツを3分解説していきます。
コレ、もうちょっと深掘りすると有料級のポイントだったりしますが、この記事では側だけさっと解説していきます。
受けるとものすごく演奏が変わるレッスン
そんなレッスンをする先生が共通して指摘することにも通じます。
- 大きな音楽のフレームを作る
- 流れの緩急を作る
- フレーズのボトムとトップ
- フレーズの終わりの処理
- デュナーミクのコントラストをつける
- 和声感に合った音色
- 楽譜の模様になぞらえた表現
- 出すとことひっこめるとこのバランス
- 足りない技術の補い方
- 演奏のテンション
これらに気を付けて演奏するだけで、随分と演奏の雰囲気が変わりす。
では解説していきます。
ピアニストがやっている演奏をそれっぽくする裏技10選
【ピアニストが3分解説】
演奏をそれっぽくする
裏技10選
ちゃんと弾いてはいるけど、なんか音楽にならない…という人は、表現のちょっとしたところが足りなかったり行き届いてなかったりします。
以下の10のポイントを理解し演奏に取り入れることで、随分と聴き映えが変わってきます。
- 大きな音楽のフレームを作る
- 流れの緩急を作る
- フレーズのボトムとトップ
- フレーズの終わりの処理
- デュナーミクのコントラストをつける
- 和声感に合った音色
- 楽譜の模様になぞらえた表現
- 出すとことひっこめるとこのバランス
- 足りない技術の補い方
- 演奏のテンション
ではササっと解説していきましょう。
1.大きな音楽のフレームを作る
曲の構成と、だいたいこのあたりはこんな感じという大まかな雰囲気を分かること。
全体を俯瞰して曲を理解してるなという演奏になります。
2.流れの緩急を作る
流れる音型のところはより推進させ、落ち着くところは程よく緩ませます。
アゴーギクも流れの緩急の一つですが、曲全体の大きな流れの緩急をつけます。
3.フレーズのボトムとトップ
弾くのに一生懸命だったり楽曲の理解ができていないと、フレーズが平坦で単調になってしまいます。
フレーズの始まりと持ってくところと終わりを理解して演奏すると、フレーズが生き生きしてきます。
4.フレーズの終わりの処理
フレーズの終わりの処理によって、演奏は雑にもなるし絶品にもなります。
次のフレーズとのつなぎ目でもあるので、連鎖的に演奏の美しさに影響してきます。
5.デュナーミクのコントラストをつける
p(ピアノ)や、f(フォルテ)などの強弱記号を曖昧に弾くと表現がだらけた印象になります。
書いてあるところの記号を敢えて意識し直すだけで、随分と演奏にコントラストがつきます。
6.和声感に合った音色
和声を理解すると、音楽の8割くらいの表情の付け方が分かるようになります。
進行や使われる和音には音楽的な意味があって、ある程度の表現のルールがあります。
7.楽譜の模様になぞらえた表現
楽譜中に書かれている記号や表記以外の音型による表情です。
こちらも分析をすると良く分かりますが、数ある音型それぞれにある程度の決まった表現ルールがあります。
8.出すとことひっこめるとこのバランス
楽譜でパッと見は分かり辛いとこに、出すとバランスが絶妙になる音があったりします。
また、沢山音が書かれているけれど模様のように響きを作る音型もあります。
そのバランスをうまくとることで、耳なじみの良い響きの音楽を演奏することができます。
9.足りない技術の補い方
技術的に足りないところがあったとしても、解釈や演奏に工夫することで書かれている音楽の本来の表現に近づける事ができます。
ちょっとしたコツだったりしますが、これは演奏家からのレッスンで得る事が多いですね。
10.演奏のテンション
表面的にサラ~っと演奏しても、残念ながら伝わらないので
ガチで演奏する
と言うのがすごく大事。
まとめ
演奏をそれっぽくする10の裏技
- 大きな音楽のフレームを作る
- 流れの緩急を作る
- フレーズのボトムとトップ
- フレーズの終わりの処理
- デュナーミクのコントラストをつける
- 和声感に合った音色
- 楽譜の模様になぞらえた表現
- 出すとことひっこめるとこのバランス
- 足りない技術の補い方
- 演奏のテンション
をササっと3分解説しました。
- 自分に足りないのはコレだな
- コレだったら試せそうかな
そんな感じで役立つことがあったのなら嬉しいです。