【ピアノ三重奏を聴こう!】隠れた名曲ピアノトリオ17選

2020年4月10日作曲家・音楽家・作品,まとめ・おすすめ・比較,スコア,室内楽,ピアノ三重奏曲

チェコ作曲家のトリオの代表はドヴォルザークとスメタナでしょう。日本人にはどこか懐かしさを感じるメロディーですね。

⑥スメタナ ピアノ三重奏曲

モルダウで有名なスメタナですがピアノ三重奏もあります。ロマン派っぽい情熱的な始まりとチェコっぽさがギュっとつまったドラマティックな作品です。

⑦ドヴォルザーク ピアノ三重奏曲 第2番

ドヴォルザークのピアノトリオと言えば第4番「ドゥムキー」が有名ですが、この第2番もかなりの名曲です。ドヴォルザークの哀愁がジュワっとにじみ出た作品です。

フランス音楽のピアノ三重奏の代表的なのはフォーレとラヴェルでしょう。他の室内楽同様フランスのエスプリ感じるものばかりです。

⑧ドビュッシー ピアノ三重奏

18歳の時の習作で楽譜が見つかったのもつい最近のことのようです。曲の美しさからは少し想像しにくいですが、習作…という感じは否めない弾きにくさがありますが、初期ドビュッシーの魅力の方が勝っているのではないでしょうか。

⑨フォーレ ピアノ三重奏曲

晩年のフォーレ作品の中で最も耳なじみのよい美しい曲です。後期作品は聴いた感じよりも演奏すると少し難解だったりします。2楽章がとても美しいトリオです。

クラリネット・チェロ・ピアノで演奏されることが多いですが、カプソン兄弟の演奏が素晴らしすぎるので2楽章だけですがこちらの動画がおすすめ♡

⑩ショーソン ピアノ三重奏曲

ショーソンは耳心地よい音楽ですが、音楽が壮大で他の室内楽もですが激ムズい!少人数でオケ弾いてるみたいなかんじです。弦楽器のユニゾンや絡みが美しく各楽章のキャラもいいですね。

⑪ラヴェル ピアノ三重奏曲

ラヴェル室内楽曲のなかでも、たぶん一番難しい。個人の読譜力・技・音楽性とアンサンブル力のすべてにおいて高いポテンシャルをもとめられる超絶な難曲ですが、オーケストラのような世界観を味わえる曲です。