【ピアノ三重奏を聴こう!】隠れた名曲ピアノトリオ17選

2020年4月10日作曲家・音楽家・作品,まとめ・おすすめ・比較,スコア,室内楽,ピアノ三重奏曲

古典派の作曲家のピアノ三重奏はハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンだけでもかなりありますね。どれも魅力的ですが、ここではこれ聴いて見て!というものを選んでみました。

ロマン派も沢山ありますが、ここでは室内楽弾きが特に演奏してみて楽しかった!という曲を推しています!

①モーツァルト ピアノ三重奏曲 K548

モーツァルトピアノ三重奏のなかでも、各楽章にメリハリがあって後期作品の多彩さも感じられるトリオです。2楽章のアンダンテ・カンタービレはコンチェルトみたいな響を感じられます。

②ベートーヴェン ピアノ三重奏曲 第5番【幽霊】

1楽章の陽気な始まりからは幽霊っぽさはないのですが、2楽章の憂いさからなにがしかゴーストっぽさを感じるかもしれませんが、日本の足のない幽霊とはちょっとちがうかな?

こちらの楽譜は第7番の「大公」も入っています。

③シューベルト ピアノ三重奏曲 第1番

シューベルト力強さとメロディーの美しさが一度に味わえる三重奏。2楽章のメロディーはシューベルトの天上の音楽といった感じですね。

④メンデルスゾーン ピアノ三重奏曲 第2番

通称メントリは第1番を思い浮かべる人が多いですが2番も名曲。無言歌のような2と4楽章がメンデルスゾーンらしさを感じます。音楽家は2番押しが多いかもしれません。

⑤フォルクマン ピアノ三重奏曲 第1番

あまり知られていない作曲家ですが、時代的にはシューマンやメンデルスゾーンよりちょっとだけ年下(1815生)ベートーヴェンとシューマンを混ぜたような作品です。

【楽譜は輸入かな。取り扱い店がありません…残念】