除菌マニアが教えるピアノ除菌のポイントと注意
コロナウィルス感染拡大で、除菌に拍車がかかっていますね。
ピアノは、家で自分だけが演奏するというもの以外は、多くの人が触る楽器です。
わたし自身、この騒動以前より常に除菌をするクセがあり、外の教室やスタジオ、高校大学のレッスン室の楽器を触る時は許される限りは除菌をしています。
この記事では、そんな除菌マニアが以下をご紹介します。
- ピアノの除菌に必要なもの
- ピアノ除菌するポイント
- ピアノを除菌する時の注意
では、ピアノ除菌マニアが普段どこを除菌しているのか、除菌のポイントと注意点を掘り下げていきます。
※あくまでも個人的に行っている除菌方法です。アルコール入りの除菌は楽器などへの影響も考えられるため、避けてください。細心の注意と楽器オーナーへの許可、自己責任で行ってください。
【ウィルス除菌対策】マニアが教えるピアノ除菌のコツとポイント
【ウィルス除菌対策】
マニアが教える
ピアノ除菌のコツとポイント
デリケートな楽器やホール・サロンの常設楽器は、オーナーが丁寧に扱っておられ常に清潔に保たれていたり、調律上がったあとに綺麗に磨いてくださいますよね。
そうだと大丈夫なのですが、不特定多数の人が触る楽器は、除菌をしないと触ることができないという癖のため除菌シートは欠かせません。
除菌シートは液体でぬらされているものなので除菌する時には細心の注意とオーナーの許可が必要です。
除菌に必要なもの
ピアノ除菌に必要なのは以下です。
- 除菌シート ノンアルコール
- ピアノ鍵盤専用除菌クリーナー
- 乾拭き用のハンカチや布
除菌シート
どこにでもあるやつで大丈夫です。
アルコール入りのものは塗装などに影響する場合があるのでノンアルコールのもの。
アルコール入りの場合は、椅子や付属品のみにしておき、拭く時に注意が必要な場所があります。
ピアノ鍵盤専用除菌クリーナー
各楽器メーカーが推奨しているものです
乾拭き用のハンカチまたは布など
除菌シートは水分多めなので、椅子などのあまり水分の影響のない所に使用します。
水分のあるもので拭いたらすぐに乾拭きします。←ここポイントです。乾拭きをちゃんとしないと痕がつきます。
また、譜面台や鍵盤蓋などの指紋や手垢をふき取るのには、専用クロスがおすすめです。布のキメと拭き取り力がハンカチやタオルとは桁違いに優れています。
ピアノ除菌するポイント
以下の箇所は良く触られているところです。
上記11か所が除菌するポイントになります。
除菌に注意すべき点は以下です。
鍵盤
拭きすぎると黒鍵の塗装が剥げる場合があるので、黒鍵に液体がつかないよう注意が必要です。
しかし、拭いてみるとびっくりするくらい真っ黒なピアノにしばしば出会います。
よく触られている中間音域のところは黒くはなりませんが手垢があるし、あまり使われていない低音や高音の黒鍵側の白鍵は相当真っ黒なことも。
鍵盤蓋のふち
鍵盤の蓋を開ける時に一番触られるところです。
よく磨かれている楽器は誰かの指紋や手あかがついているので、すぐにわかります。
鍵盤横と下、譜面台前のフレーム
鍵盤下は手のひらがふれるところ。鍵盤横はレッスンなどで先生が良く手をつくところ。
結構ベタベタと触られています。
譜面台
譜面台は全般良く触られていますね。
持ち上げるところや楽譜を置くところの手前の細い部分など。
ホコリがたまってる楽器もよくあります。
椅子
椅子は背もたれ付きのものは…
- 背もたれ全般
- 高さ調節のところ
- 座面
背もたれナシのものは…
- 高さ調節のところ
除菌する時の注意
塗装などに影響がないとは言いきれないので、以下の事は注意した方が良いです。
- 所有者に確認してから
- 入念な乾拭きを
- 金属系のものは避ける
- アルコール除菌はやめた方がいい
楽器はデリケートなものなので、扱いによっては所有者とのトラブルになりかねません。オーナーに了承を得る事と、くれぐれも自己責任で行ってください。
各メーカーのピアノ除菌への注意
以下のサイトで書かれていますのでご参考に。
その他の除菌ポイント
- 教室出入りドアのノブ
- 照明やエアコンのスイッチ
- その他の備品
その他おすすめ除菌グッズ
現在欠品が続いている鍵盤除菌クリーナーの変わりに。これ一台でピアノ、スマホやマスクも除菌できます。(※2020年4月24日のニュースでアメリカの研究機関が紫外線でコロナを減少させるという発表が出されました!)
水拭きだけで除菌ができるクロスです
まとめ
気のものかもしれませんが、楽器がピカピカになるので、お掃除のつもりで磨くのもよいですね。
しかし、ウィルス感染は、基本的には自分の免疫力を高めることが大事なようです。しっかり食事と睡眠をとって、ストレスを少なく過ごすことも大切です。
除菌マニアがピアノの除菌についてお話しました。