【冬の演奏対策】手が冷たい状態でピアノを弾くリスク
今回はこのような質問頂きました。
手が冷たい状態でピアノを弾くとどうなりますか?
これにお応えしていきます。
冬の季節によくある状況ですね。
結論から言うと、手が冷たい状態で演奏するとこんなことになります。
- ミスの量が増える
- 上手くコントロールできない
- 痛めてしまうリスクがある
演奏する上で手が冷えた状態にはメリットはありません。
では解説していきましょう。
【冬のピアノ演奏対策】手が冷たい状態でピアノを弾くとどうなる?
【冬のピアノ演奏対策】手が冷たい状態でピアノを弾くとどうなる?
寒い時期になると演奏する場所や状況によっては、手が悴(かじか)んでしまう事があります。
ピアノに限らず、楽器演奏には手が冷たい状態はあまり良いパフォーマンスができない事が多くて、以下のようなことが起こってしまいます。
- ミスの量が増える
- 上手くコントロールできない
- 痛めてしまうリスクがある
では深掘りしていきましょう。
ミスの量が増える
手が冷たい状態だと、思うように手が動かせないのでどうしてもミスが増えてしまいます。
上手くコントロールできない
寒さで手が冷たい状態は、手だけではなく身体が冷えている場合も少なくありません。
身体が冷えると、身体全体が硬直してしまうので、しなやかな動きができなくなるため、音のコントロールも上手くできなくなってしまいます。
痛めてしまうリスクがある
身体や手が冷たくコントロールが効かない状態で打鍵すると、しなやかさがないため上手く力が抜けず、指の小さい関節に力がかかってしまいます。
掛かった力をうまく抜くことが出来ないと、関節や筋肉などを傷めてしまう原因になってしまいます。
手が冷たくなってしまった時の対策
冷たい状態で弾かないように、このような注意を心掛けでください。
- 部屋をあったかくする
- 鍵盤を暖める
- エアコンが辛い場合は足元や椅子に電気マットなどを敷く
- 手を暖める
- カイロで首や背中を中心に身体を暖める
練習しているうちに、身体は暖かくなってきますが、弾き始めから身体があったまってくるまでに注意が必要です。
個人的には電気マットがおすすめです。
エアコンでぼーっとしてしまうのと、腰を暖めると身体全体がポカポカするのと、腰痛予防にも一役買っています。
まとめ
手が冷たい状態でピアノを弾くとどうなるのかについて
- ミスの量が増える
- 上手くコントロールできない
- 痛めてしまうリスクがある
解説しました。
痛めてしまったら治るまでに時間がかかってしまいます。
そうならないように予防する事がとても大事なので、寒い季節は気を付けてください。