悪い考え癖や悪い習慣を改善する方法~if-thenルール~
今回は悪い考え癖や練習のときの悪い習慣を改善する方法についてのお話です。
良くないな…と思っていても、なかなかやめる事が出来ない考え癖はありませんか?
特にやめた方がいい悪い考え癖は
- 自分でどうにもならない事を悩む
- 他人と比較して自分を存在させること
- 他責他罰
- 正論・べき論で自分の首を絞める
そんな悩みのある人には、こんな方法で改善していくことができます。
- 「やめる」ではなく「やる」に置き換える
- 「すべき」ではなく「できることを取りあえずやる」に置き換える
- 「if~thenルール」を取り入れる
では詳しく解説していきます。
【目標達成率倍増】悪い考え癖や練習の悪習慣の改善にはif-thenルール
【目標達成率倍増】
悪い考え癖や
練習の悪習慣の改善には
if-thenルール
悪い考え癖や練習の習慣を改善するために、ここでは以下の2つについてお話していきます。
- 目標達成を阻んでしまう考え方のクセ
- 考え癖の改善方法
ではさらに詳しく解説していきましょう。
目標達成を阻んでしまう考え方のクセ
目標達成を阻む考え方のクセは以下です。
- 自分でどうにもならない事を悩む
- 他人と比較して自分を存在させる・他者批判
- 他責他罰・被害者意識
- 正論・べき論で自分の首を絞める
心当たりはありませんか?
ではこれらをさらに深掘りします。
自分でどうにもならない事を悩む
自分でコントロールできない事を悩むのは、時間も脳ミソも無駄遣いしてしまいます。
その問題は、自分がなんとかできる事なのか
これを考える軸にしてみるのが大事です。
コントロール外のことは何の答えも出ないままグルグルと考えが回るだけなのでやめましょう。
他人と比較して自分を存在させる・他者批判
他者比較ほど自分自身を苦しめるものはありません。
自分が他者比較をしている人間かどうかの目安はこんな考え方をしているかどうか
- ○○さんより…
- ▽▽さんと比べたら…
- ◇◇さんみたいになりたい(なりたくない)
- 私の方が!
- 私だったら○○するのに
- 私なんて…
代表的な他者比較の思考です。
生きているとこういう考えに陥ることもあるでしょう。しかしこういった考えにとらわれ過ぎてしまうとなにも行動に移せなくなってしまいます。
他者批判は、直接自分が責められたわけでもないのに、他人の考えや意見に過剰に反応して「自分と違う」ことを受け入れられず攻撃してしまうことです。これは 劣等感や嫉妬の現れでもあり、瞬発的には行動の原動力になるように感じますが、かなり無駄なエネルギーの使い方で、何かを達成するための時間と労力のロスにすぎません
まずはこんな考えがあれば改善の必要があります。
他責他罰・被害者意識
自分を正当化するために他人を責めたり人のせいにすることです。その場しのぎの保身なので、相手も傷つけ自分も結果的に傷つきます。
また、○○さんにこういわれた。などの被害者意識を持つことは全く建設的ではなく、何かを達成するという目的には逆にマイナスになってしまいます。
正論・べき論で自分の首を絞める
正論やべき論は、一見とても素晴らしい事のように思えますが、自分の価値観を正当化するための剣にすぎないことも多くあります。
正論・べき論者の特徴は、自己犠牲を感じている人が多く、自分自身が我慢してそれをやっているのに人がそうでないことが許せない という思考を持ち合わせていることが多い。
そういった事にエネルギーを奪われてしまうと、目標達成どころではなくなってしまいます。
考え癖の改善方法
改善には一工夫と改善したいと強く望む気持ちも必要です。
提案する改善方法は以下の3つ。
- 「やめる」ではなく「やる」に置き換える
- 「if~thenルール」を取り入れる
では深掘りしていきます。
「やめる」ではなく「やる」に置き換える
人は「やめる」という事が苦手な生き物で「現状維持」を望みます。
なので「やめる」という行動を「やる」に置き換えることで改善していきます。
例えばこんな感じ
- スマホをいじるのをやめる ではなく いじらないということをやる
- 練習をダラダラするのをやめる ではなく どれくらいやると数値目標にする
結果的には同じことですがメンタル的には大きな違いがあります。
「すべき」ではなく「できることを取りあえずやる」に置き換える
べき論や正論は他人を攻撃する時に使われがちですが、実際には自分の首を絞めてしまっている事が多いです。
まず自分自身の考えに「○○すべき」というのが浮かんだら、「その中で出来ることを取り敢えずやろう」と考え、実践する、行動することに置き換えていくようにします。
それを習慣化することで自分自身をべき論や正論の鎖から解放していくことができます。
「if~thenルール」を取り入れる
これは、あるきっかけで何かをするというルールを作って習慣化させることで脳の負荷を減らして作業することです。
普段の生活で、皆さんも無意識にif-thenをやっています。
例えばこんなこと
- 朝起きたら歯を磨く
- 学校に行ったら勉強する
- 〇時になったら▽をする
毎日決まった事って何も考えずに淡々とこなしますよね。
悪い癖の改善にもこれを応用します。
例えば…
- これが終わったらスマホをあける
- 〇時になったら練習をはじめる
- ▽日が来たら暗譜する
人は20秒以上かかる事に対して諦める習性があるそう。
なので
- やらないといけない事はすぐに始められるように
- やめないといけない事には少し手間のかかる状況にする
このように悪癖は少し手間のかかるように設定します。
- スマホは別の部屋においておく
- 楽器の前に座っておく
まとめ
改善した方がよい考えグセや練習の悪習慣
- 自分でどうにもならない事を悩む
- 他人と比較して自分を存在させること
- 他責他罰
考え癖や練習の悪習慣の改善にはif-thenルール
- 「やめる」ではなく「やる」に置き換える
- 「if~thenルール」を取り入れる
解説しました。
改善できそうなことから始めてみてくださいね♪
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- STUDY HAKER 目標達成確率が3倍に!? 『if-then プランニング』こそが最強の行動計画である。
- ぽると Solution目標達成率を上げるif-then(イフゼン)プランニングとは?心理的要因とルールを守る対策