【新しい公演のカタチ】配信コンサートを作るために必要なこと
コロナ禍でコンサートが出来なくなり普及しだした配信による公演。
ライブ演奏の臨場感やテレビなどのプロが作る映像のようにはいきませんが
自分の手でコンサートを作る
手段の一つとして大変有効です。
自粛でYoutubeなどSNS投稿をする音楽家も一気に増えました。
しかし
「公演」
となるとSNS投稿の気軽さとはまた違ったものがあります。
この記事では配信コンサートに挑戦してみよう!と思われている方へ以下を解説していきます。
- 配信コンサートのメリットとデメリット
- 普段のSNS投稿との違い
- 公演を作るために必要な事
- 公演制作の参考記事
【新しい公演のカタチ】配信コンサートを作るために必要なこと

【新しい公演のカタチ】配信コンサートを作るために必要なこと
公演となると色々と前準備も必要になってきます。
また有料であるということから内容にもどういった価値があるかということやコンセプトをはっきりさせておく必要があります。
気軽なSNS投稿と同じというわけにはいきません。
SNS投稿と公演の違いしっかり分かってから取り組まないと後で問題も起こってきます。
ですが経験として取り組んだ価値はものすごくあったと思います。
では以下を深掘り解説していきます。
- 配信コンサートのメリットとデメリット
- 普段のSNS投稿との違い
- 公演を作るために必要な事
- 公演制作の参考記事
配信コンサートのメリットとデメリット
配信コンサートには配信コンサートの良さ、ライブにはライブの良さがあります。
個人での配信コンサートはまだ発展途上です。
演奏する以外に手間や準備も多く簡単ではありません。
なので取り組むにはどんなメリットとデメリットがあるかをまず分かっておく必要があります。
- 客層が全国、プラットフォームによって全世界に広がる
- 普段コンサートに出かけられない層に音楽を届けられる
- 事務や裏方、運営をやりながら演奏する場合、当日に一度にしなければならない雑務を分散でき演奏に集中できる
- 本番当日に演奏しないので接客や営業と分業できる
- 視聴者の都合に合わせて観て頂ける
- ライブと違った質の演奏を提供できる
- 始まったばかりのサービスなので競合が少ない
- 開催経費があまりかからない
- コンテンツを残せるので資産として運用できる
- 撮り直しや編集がきく
- デジタルに弱い層へ届きにくい
- ライブ信者には響かない
- 観ると言って観ない人がかなり多い
- 視聴環境によって印象がかなり変わる
- 撮影機材などの設備投資が必要
- 撮影や編集を自分でやる場合はスキルがいる
- 外注した場合はライブと変わらないくらいの経費がかかる
- ライブと違って繰り返しお客さんが聴く可能性があるので演奏の品質が問われる
- ライブだと人数分のチケットが出るが、複数人数で1つのデバイスで見られる
普段のSNS投稿との違い
SNSとの違いは有料か無料かが大きいです。
今はYouTubeなどでハイクオリティの動画が垂れ流されている状態です。
無料のもので十分楽しめるコンテンツが溢れれているので、そこにわざわざお金を落として観るということはしない人の方が圧倒的に多いです。
なので、普段のSNSでの活動やリアルでの活動が集客に大きく関わってきます。
お客様の層は広がりますが、そういう意味では集客に関してはライブのコンサートと変わりません。
また、コンテンツを作成するにあたってのコンセプトもはっきりとさせ、コンサートであり映像作品であるという認識が必要です。
公演を作るために必要な事
必要なことをざっとまとめると…
- 配信プラットフォームの手配
- チケット販売の手配
- 撮影機器の準備、または撮影外注の手配
- 動画編集スキル、または編集外注の手配
- 撮影編集をする場合は音声・映像の知識
- カメラ前での演奏に慣れておく
公演制作の参考記事
公演制作のために必要な機材・編集ソフトを紹介しています。
さらに詳しく撮影や録音に必要な知識をまとめました(配信公演の初・中級者向けです)
vimeo
プラットフォームを持っていれば後からアーカイブ配信もできます。
月額2000円ほどの維持費がかかりますが、他にも有料コンテンツを制作、販売する予定があれば持っていても良いかと思います。
まとめ
配信コンサートを制作するのに必要なことを解説しました。
- 配信コンサートのメリットとデメリット
- 普段のSNS投稿との違い
- 公演を作るために必要な事
- 公演制作の参考記事
動画編集は配信を考える人には必須スキルの一つです。
しかし、動画の撮影や編集は機材を揃えたり編集のスキルを学ぶのは大変。
その部分は外注するという方法もアリですね。
動画の収録編集・公演作成のさらに詳しい記事はこちらのnoteを参照ください。