ソルフェージュのオススメ教材~取り組めば譜読みが早く正確になる
動画レッスン
楽譜の読み間違いが多かったり、譜読みが苦手、リズムが苦手…と悩んでおられる方は、もしかしたらソルフェージュをやればよくなるかもしれない…と思っていませんか?
その通り!
ソルフェージュを取り入れることでこんなメリットがあります。
譜読みが早くなる
譜読みが正確になる
メリットしかありません。
ソルフェージュを取り入れることによって得られる効果と、オススメのソルフェージュ教材を紹介していきます。
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ソルフェージュとは
ソルフェージュとは主に以下の2つのことをします。
視唱
楽譜を見て、歌ったりリズムを叩いたりします
聴音
聞こえてきた音を書きとって楽譜にします。
聴音は習得に時間と労力がかなり要ります。音楽高校や音楽大学の受験を考えている方は出来るだけ早い段階で取り組むことが望ましいです。
ソルフェージュの効果
ここでは、難易度の高い聴音ではなく比較的オトナの世代から取り組んでも習得しやすい視唱のお話をしていきます。
ソルフェージュの効果は以下の3つが挙げられます。
① 音感がつく
② リズム・音型・音程のパターンがストックされていく
③ 拍の意識がつく
それではそれぞれの効果について解説していきます。
音感がつく
楽譜を見ながら自分の声を出して歌うので、この音符は大体このあたりの音 という予測がつくようになっていきます。
リズム・音型・音程のパターンがストックされていく
ソルフェージュは同じようなリズム、音型、音程の問題を短い課題で沢山の数をやっていきます。短い課題を繰り返しやることによって定着していきます。
パターンのストックが増えることによって、それまで楽譜をみて えーっと…と考えてからでなければ読めなかったのが、パッと反応で分かるようになっていきます。
よって譜読みのスピードが早くなります。
拍の意識がつく
楽譜は拍をもとに書かれています。拍の意識がないと演奏が崩れるのでものすごく重要です。
ソルフェージュは課題を徹底的に「拍」を数えながらやります。いやがおうでも譜面をよむことと拍を意識することがセットなので、意識がつくようになります。
ソルフェージュの効果 その2
ソルフェージュがなぜ効果的なのかは以下の2つです
短い課題を量やること
ソルフェージュは、計算ドリルのように、ある特定のリズムや音型、音程の課題を集中的にやります。
課題の長さは短いので、難易度が高いものでも集中して特定のパターンに取り組めるので、小さく達成感を味わっていけます。
こういった理由から身に付きやすい。
読譜だけに集中できる
音楽を奏でるとき、楽器を演奏したり歌詞を歌ったりします。
実はこの楽器を操作することや歌詞を読むことは、脳のリソースを物凄く必要とします。それプラス楽譜を読むことをしなければならないので、演奏ってとても大変なことをやっています。
ソルフェージュは、楽器を操作したり歌詞を読まず譜面を読むことだけをします。なので演奏に使っていた脳のリソースを「楽譜を読む」ことだけに集中できるので、読譜力があがります。
おすすめ教材
まず何をやればよいのか…が問題ですよね。
視唱の楽譜も沢山出ていますが、今回は特に基本中の基本から超難関上級まで必須の「リズム課題」の教材をご紹介します。
歌だけの視唱と合わせてやることが望ましいですが、こちらの教材の中には視唱とリズムが合体した難易度の高い課題も入っています。
楽譜の中などは下の動画を参考にして下さい。
さいごに
ソルフェージュをされる場合、どうしたらよいか分からない、これで合ってるのかわからない…という方は、必ずレッスンで先生にみて頂いて下さい。
間違ったやり方でやっても身に付かないし、かえって読譜に良くない影響もあるので、分かるまではレッスン必須です。
それではソルフェージュがんばって、ぜひ譜読み力をアップさせてくださいね!
動画
具体的なやり方はこちらの動画で解説しています。
YouTube
Youtubeの「かずねぇのプチレッスン」はようやく登録者1400名さまを超えました。有難うございます。
更新は不定期ですが、動画ではかずねぇが普段、練習している時やレッスン、本番などで気づいた事をお話しています。チャンネル登録してあなたの基礎練習にご活用ください。
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このメニューをカスタマイズしてこなしていくことでかなり早い段階で基礎力のUPを感じて頂けています。
こんなに弾けるようになった!
そう実感して頂けているメニューです。
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演奏の技術を向上させるのには基礎練習の他に、エチュードやバッハを定期的に練習することも有効です。
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