AdSense★広告配信が無効なトラフィックの問題により制限されたら
今回の記事は、AdSenseの広告配信制限にあってから解除までのお話。
WordPressでのブログ運営を始めて半年近くが経ったころ、Googleアドセンスにも合格し記事数も目標達成まであと少し、ようやく検索エンジンに見つけてもらえるようになり、やれやれと思っていたところ、いきなり訪れた
広告配信制限!
サイトに広告がない!ない!と困っていたところにグーグル先生から以下のメッセージが届いていました。
表示できる広告の数が制限されています
ポリシーセンターからのメッセージより抜粋
お客様のアカウントでの広告配信は、無効なトラフィックの問題により現在制限されています…
まず広告トラフィックやサイト訪問者を把握してください。(中略)詳しくは、無効なトラフィックを防止する方法についての記事をご覧ください。
アクセスも伸びてきていたところなので、これはショッキングなメッセージです。
現在、まだポリシーセンターの配信制限のメッセージは消えていませんが、広告の配信は再開されはじめています。同じようなことでお困りの方のお役に立てればと、配信制限から配信復活までを以下に。
時系列
Date | 出来事 | 広告 表示数 | 対策 | 広告 状況 |
---|---|---|---|---|
10/12 | ポリシーセンターより通知来る | 1941 | 通知までは配信 | |
10/13 | 配信制限される | 68 | ヘルプ読みまくる ネットで調べまくる | 表示広告が激減する |
10/14 | 3 | AdSensにカスタムチャネルを追加 Analyticsとリンク | 全く表示されていない | |
10/15 | 8 | URLチャネルにトラフィックを追加 | ||
10/16 | 8 | 掲載広告スペースを減らす | ||
10/17 | 17 | |||
10/18 | 2 | 編集ブラウザをChromeに変更 (それまではEdgeを使用) Google Publisher Toolbar を導入する | ||
10/19 | 広告の配信数が増える | 221 | 配信が再開されるが、 ポリシーセンターのメッセージは 消えていない |
|
10/20 | 145 | |||
10/25 | ポリシーセンターの通知が AdSenseホームから消え、 解決済みとなる | 990 |
無効なトラフィックとは
- AdSense ヘルプ 無効なトラフィックの定義 により以下とされています。
- サイト運営者が、自分のサイト広告を自分でクリックしてクリック数やインプレッション数を増やすこと
- 1 人以上のユーザーが繰り返しクリックして、クリック数やインプレッション数を増やすこと
- サイト運営者が自分で広告クリックを誘導すること
- 自動クリックツールやトラフィック ソース、ロボットその他の不正な行為を行うソフトウェアを使用すること
無効なトラフィックを防ぐには
AdSense ヘルプ 以下の 無効なトラフィックを防止する方法 が記されています
- 広告トラフィックやサイト訪問者を把握する
- 信頼できない業者、質の悪い業者との提携を避ける
- 自分のサイト内の広告だからといって安易にクリックしない
- 広告の掲載方法を念入りに確認する
- サイトの認証機能を使用して広告コードの無断使用を防ぐ
- AdSense ヘルプ フォーラムで相談する
取った対策
無効なトラフィック防止の対策
とにかく分かりにくいアドセンスのヘルプ…何度も読み、理解できる範囲で以下の対策を取りました。
これらを登録しアドセンスとアナリティクスのグラフの読み方を勉強。
参考サイト
見やすいサイトで初心者にわかりやすい解説をしてくれています。
自己サイトの閲覧をやめる
WordPressで記事を書いてから、レイアウトを各端末で確認するために、PC (windows)、タブレット(ios)、スマホ(android)の3媒体で確認していました。
記事の書き直しなどでも確認する回数が多くPV数が上がっていたので、PC以外の端末からの確認をやめて運営者PVを減らして様子を見ました。
AdSenseのサイト運営者向けツールバー
Google Publisher ToolbarというPC上でChromeを利用する場合に、広告にオーバーレイがかかって自己クリックを防止してくれるサービスがありましたが、今春に終了してしまいました…。(※2020年7月追記)
その他ポリシー違反らしきもの
アドセンスのスクショを貼る事もダメらしいです。
今回の配信制限の原因
メッセージを受け取った時には制限理由がよくわからなかったのですが、対策を取り、沢山のサイトを拝見していくうちに、おそらく以下の2点においてトラフィックを怪しまれたと考えています。
- 投稿確認のためのプレビューが多かったため
- html記述による別サイトに、新しくなった自動広告を配置したが設定がうまくいかず、広告を何度かタップしてしまったため
配信制限期間は約1週間でした。配信再開から記事をまだ沢山はアップしていないので、ランキングサイトからの流入も少なくPVや広告表示数は少なめで無事なのかもしれませんが、しばらく注意しながら様子を見なければなりません。アカウントをバンされなかったのは幸いです。
まとめ
無効なトラフィックに対して色々厳しく監視されるようになり、アドセンスのヘルプも最近になってかなり増えたようです。しかし過去には一発でバンされていたところ、配信制限で様子を見てくれるようになったとも取れるようです。
今回の配信制限において以下も大変役に立ちました。同じようなことでお困りの方のお役に立ちますように。
AdSense ヘルプ コミュニティーフォーラム